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ようやく北海道にも春が来て、本格的なバイクシーズンが到来しました。 21世紀の最初のツーリングにどこに行こうか悩んでいた矢先、TVのニュース から”ようやく北海道にも桜の便りが届いております..”というナレーション。 うん!花見に行こう |
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一つの賭け ということで、ニュースにそそのかされるようにプランを考えた。 ニュースで流れていたのは、函館。札幌からだとべらぼうに遠い。とても日帰り とは行かないので他を探す。 すると静内に桜の大並木道が有るとの事。さすがに函館で開花宣言がされた 位では静内では到底満開なんぞしている訳も無いとは思うが、まあここ数日 暖かくなってきているから、チラホラ位は見えるだろうとタカをくくってました。 確かに春なんだけど.. さて出発当日。天候は晴れ。しかし前日の汗ばむような陽気とはうってかわって 肌寒い...予報では最高気温は16度。やっぱり寒いかも... 念のため防寒用にオーバーパンツをもって出発。 走り出すとやっぱり寒い。オマケに風がとても強く、ウィンドシールドのおかげで 直接胸元に風が当たらないものの、分厚いジャケットの中まで冷気が入ってくる。 早々に、コンビニで停車。昼飯用のおにぎりを買いこむついでにオーバーパンツ を穿く。 まずは千歳までR36をひたすら走る。本当に風が強い。一般道なのに高速で巡航 しているかのような風圧で結構辛い。 千歳空港を過ぎ、美沢で左折。道道10号に乗り今度は去年最後のツーリングで走 った厚真に向う。 道すがら、ツーリングライダーとすれ違う。やっぱりシーズン到来。多少寒いけど皆 嬉しそうな顔してる。 新緑と言うにはまだチョット早いが、確実に木々は芽吹いて山の色合いが変わって きている事が分かる。 そして厚真町に到着。 街の中心を流れる厚真川には、大きなこいのぼりが川をまたいで幾つもなびいていた。 今日は風も強いので、なかなか壮観な眺めである。 ![]() 古の聖地と伝説
厚真から今度は平取へ。ここを流れる沙流川と二風谷はアイヌ民族の聖地とされ、古来より崇められていたが、 残念な事に数年前沙流川ダムの建設によって、聖地は湖底に沈んでしまいました。 「日本は単一民族国家」とよく言われますが、 間違いなくここには”アイヌ民族”が生活し かつての同化政策の為に、民族と文化を否定された悲しい歴史が有ります。 ご存知の通り北海道の地名の殆どはアイヌ語を由来としています。 ”〜ポロ ”とか”〜ベツ”と付くのは全てでしょう。 アイヌ語を起源とする地名は東北地方にも見られます。 自然と共に生きてきた彼らの文化は、今流行のネイティブアメリカン文化と比べても 勝るとも劣らないだけのすばらしい物があり、もっと勉強し見習うべきことが多くあると 思います。
さてそんなアイヌの聖地から目的地の静内に向かおうと思ったところ、なにやら看板が 「源義経ゆかり神社・義経神社」があるとの事。 義経が追われ、この北海道と通りモンゴルに渡って”チンギス・ハン”になったといわれる 伝説に関わる神社のようです。 なんでも北海道に渡った義経は、ここ平取でアイヌ民族の為に闘ったとの言伝えが残って おり、その勇猛果敢な義経を祭ったのがこの神社だそうです。 あくまでも義経=チンギス・ハン説は伝説ですが、こんな言伝えが残っていると信じたく なりますね。 優駿の街へ そしてR237を南下し途中道道に入ると、もうそこら一帯が牧場だらけ。 さすが春という事もあり、子馬が沢山います。 門別町からは海岸沿にR235をひたすら東へ、 しかし海岸線にでるとただでさえ海からの風が無茶苦茶強い。 ![]() 多少オーバーだが、直線道路なのに海側にちょっとだけハングさせ ないと真っ直ぐ走れない... 海風と格闘しながらようやく新冠町に着く。 さすがに競走馬のメッカ。 ハイセイコーやオグリキャップなど競馬にあまり興味の無い私でも知ってる名前がそこら 中に書いてある。 北海道ではまだ春浅いと言うのに、この一帯は既に名馬を一目見ようと道外からの観光 客もたくさんいました。(だってレンタカーばかり) そして期待の... 新冠の道の駅で簡単な食事。を取りながら、地図をみる。 目的の静内まではあと少し、ここまで寒かったので、暖かいお茶で暖をとる。 幸い日もさしてきて、気温も上がってきたので、多少は走りやすくなってきている。
さて、目的の静内二十間道路に向う。この「二十間道路」と言うのは全長約5kmに渡り桜並木が続く、道内でも有名な桜の名所 です。 看板を目印に目的地に向う。 ようやく到着、しかし.......期待もむなしく全く咲いてません。 咲いていないどころか、まだ蕾みもかたいままです。(T_T) 確かに凄い並木道、ハッキリ言って一番先まで見えないくらいまでの桜並木です。 さぞかし満開なら、いや5分咲きでも壮観でしょう。 しかし、咲いてないんです。 まさに残念としか言いようが無いのですが、まあ”まだ早いだろうな”と思っていただけに、諦め はつきました。(負け惜しみ。(^^ゞ) 枝先だけほんのり赤い桜の下で休憩し、道道を回って新冠に戻る。 やはり道中にはたくさんの牧場と馬達、半ば観光地化している為かどの牧場も小奇麗で かわいい厩舎が建っている。青々と茂った牧草地の間をバイクで走るのは気持ちイイ。 再びR235に合流し、帰路につくことにした。 道中、昨年無料”ししゃも鍋” があった鵜川町の土産物屋の前を期待して通ったが、今回は 残念ながらやってなかった。 まあ強風の中震えながら走った上に、結局桜は見れず終いに終わってしまったけど、とにかく 今年のツーリングシーズンは始まったばかり! これからもがんばって走ろう!! 日 程 :2001年4月29日 走行距離:約320km |